肝臓は、必要な栄養素の代謝や合成したり、アルコールなどの有害物質の解毒など重要な働きをしています。

この肝臓の働きが低下すると、「白目が濁りがち」「視界がスッキリしない」「文字などを読むのが苦痛」「目がすぐ疲れてしまう」といった症状で現れることがあります。
これは、いつも新鮮な酸素と栄養を運ぶ血液を必要とする目が、肝臓の働きの低下が血液の質の低下により影響を受けていると考えられるからです。

目には、筋肉や神経が発達しているので、肝臓の状態が反映しやすくなっているのです。ですから、肝臓を酷使してしまうと、徐々に視力が低下すると言われているのです 目は、膨大な量の情報を処理していますので、これを助けているのが肝臓と考えて良いでしょう。

肝臓は、「沈黙の臓器」と呼ばれています。これは、多少の障害があっても症状が現れにくいためです。つまり、気付いたときには、かなりのダメージを受けている可能性があるわけです。

日頃から、食事のバランスが崩れを改善したり、アルコールを控えるなど、肝臓に負担をかけない生活を心がけたいものです。