「ゴーヤー」といえば沖縄ですが、このところ、節電と叫ばれるとともに、ゴーヤが注目度がアップしています。
なぜ節電なのかと言うと、このゴーヤは、緑のカーテンにうってつけなのです。

緑のカーテンというのは、窓辺にツル性の植物を育てて、室内に入る夏の日差しを遮るわけですが、どうせ育てるなら健康にも良いゴーヤが大人気になっているのです。

ゴーヤには「苦い」というイメージを持っている人も多いかもしれませんが、苦いだけあって、ゴーヤには、疲れ目や目の乾燥を防ぐほか、たくさんの栄養成分を含んでいるのです。

ゴーヤの苦味の正体は、「モモルデシン」という成分で、様々な健康効果があると言われています。
ゴーヤは、健胃作用で胃腸の粘膜を保護したり、食欲を増進させる作用があるのは有名ですが、気持ちを安定させたり、疲労回復、視力回復などの効果もあります。

ゴーヤの最大の特徴は、100g中に76mgも含まれると言われる豊富なビタミンＣです。ゴーヤは、ビタミンＣの代名詞であるレモンよりもビタミンＣが多いのです。
そして、通常のビタミンＣは加熱すると壊れてしまいますが、ゴーヤのビタミンＣは、短時間の加熱であれば、ほとんど壊れません。

こういった癖のある食べ物ほど、調理方法に工夫がなされ、インターネットで検索するとたくさんのメニューを見つけることができます。

節電と健康の両方を満たしてくれるゴーヤはいかがですか。