日本人の約6割が肩こりの症状を訴えるているそうです。
「肩がこる」というのは、首や肩、背中の筋肉の緊張が続き、疲労している状態になっているわけ、そのまま放っておくと全身から不快な症状となって現れます。

肩こりが進行するると、「頭痛」や「腕がしびれる」、「吐き気」などの症状となって現れるほか、視力低下や視野狭窄といった症状も肩こりが要因となって現れることもあります。
たかが肩こりと、ケアを怠っていると、日常生活もままならない症状になりかねませんので、早期に対処するように気をつけましょう。

肩こりの原因の中で、一番多くみられるのは筋肉の疲労によるものですが、仕事なのによるデスクワークは、どうしても「長時間での同じ姿勢」を強いられます。しかも、これに伴う「不良姿勢」「机と椅子のアンバランス」といったことが肩こりを促進します。
「全身を使わず、同じ筋肉のみ使いつづける」結果、筋肉が疲労をおこし、肩こりの原因として多くあらわれるわけです。
これは、デスクワークに限らず、「不良姿勢による長距離運転」や「テレビゲームに熱中」などでも同じことが言えます。

目の神経と体の筋肉は、密接に関係しています。目の神経が疲労すると、目や頭のまわりにある筋肉や首筋の筋肉が緊張し、血行不良となるのです。

仕事などで、パソコンなど長時間同じ姿勢をとる作業が必要な場合は、目の負担を減らすために適時に休憩をとり、ストレッチやマッサージなど目と全身をリラックスさせたり、ピンホールメガネで毛様体筋の負担を減らしてやるなどを習慣にすることが大切です。